人は日常生活において様々な場面でお金にかかわっていきます。当然その中では「得した!やった、ラッキー」ということもありますし、逆に「ギャー、損した」ということもあります。損した場合は、当然ながら後で「あーあ、何であんなことをしたんだろう」と後悔するわけです。そういう場合振り返ってみると、いつもの様に冷静に合理的に判断すれば良いのになんでそんな事をしたのか分からない様な不合理なことを行っています。そこらへんが何でそうなるのかという、人間心理の不思議なところを解説してくれています。
中には認知的不協和理論、生き残りバイアス、事前確率と事後確率、ランズバーガー効果、金額認識の誤謬、ウェーバー・フェヒナーの法則、プロスペクト理論、損失回避性、アンカリング、あぶく銭効果、ヒューリスクティクス、連続する確率の誤謬、平均値の誤謬、行動感染、合理的妥当化、ホームカントリーバイアス、制御幻想、現状維持バイアス、等々非常に小難しそうな言葉がたくさん出てきます。が!!実際は非常に分かりやすくまた楽しく読める本です。私は一気に読んでしまいました。これは、読者に分かりやすくする為に例え話(小難しく言うとケーススタディです)が多様されており、また、その例えが非常に面白くて分かりやすいものがそろっています。タイトルにある宝くじの話を始め、「臨時収入は、なぜ酒代に消えてしまうのか?」「新築時には、なぜ財布の紐が緩むのか?」「試食コーナーのウインナーを食べる時の心構えとは?」等々本人の自虐的逆を交えながら非常に軽快な文章で書かれていますので、気楽に読んでみてください。何でこれがベストセラーになんないでしょうね?
「原因と結果」という理解は、「仮説―検証」という方法論を帰結させる。そして、経済学や心理学などはもちろん「仮説と検証」という理系的理解を行っているし、政治学や社会学も然りである。一見もっとも物語的理解に近そうな歴史学でさえ、史実の決定の ...
90年代に大学で経済学を勉強しましたが、その時は「行動経済学」という学問は確立していなかったと思います。2002年、行動経済学の立役者であるダニエル・カーネマンが、ノーベル経済学賞を受賞したことで、一般に認知されるようになったようです。 ...
目の錯覚などの事例を使い、人間が必ずしも合理的な判断をしていないこと説明。非常に興味深く購入した。 最近は、税金をどのように課税すれば抵抗が少ないかと言うような検討にも、行動経済学の応用が進んでいる。
人間の経済活動に人間心理や社会情勢や文化が全く影響しないなんてことが有り得るのか、という話なんですね。 誰だって気分のいい時はついつい無駄使いしちゃうものなのに、 古典的な経済学では「人間はそんな非合理的な行動はしない」 ...
国民は、彼らの手抜きと無策で経済的に困窮を迫られているし、彼らの不仁に腹を立ているが、国会に大勢がデモをかけることもなく、おとなしくしている。思うに、我々国民に「勇を好む」ところがもう少しあってもよいのではないかと。江戸時代の農民一揆、60 年代の ... さて、心理学的観点から上の孔子の言葉をみると、「欲求不満ー攻撃性」仮説(フラストレーイションーアグレッション仮説)が取り上げている攻撃行動のことを指している。不満が募るとその不満が攻撃行動として発散されるという主張である。 ...
認知科学の展開. 基礎発達心理学. 感情の心理学. 記憶の心理学. 乳幼児・児童の心理学. 心の健康と病理. 保育カウンセリング. 思春期・青年期の心理臨床. 心理カウンセリング序論. 肢体不自由児の教育 など. ≪社会と産業コース≫. 現代経済学. 労働経済. 日本経済史 ... 「進化と人間行動学」. 「消費者と証券投資」. 「途上国の開発」. 「幸福の社会論」. 「地球的課題と法」. 「環境と社会」. 「日本のマスメディア」. 「社会の中の科学」. 「数理ファイナンス」. 「技術革新を支える物質の科学」 ...
心理学では、金融危機は人間の欲望が原因として処理してしまう為、根本的な解決につながらないものである。金融危機後、行動経済学理論なるものがもてはやされているが、情報の偏りを直さない限り解決は不可能と思われる。そういう意味で行動経済学理論に ...
スポーツの応援に関する研究?観戦行動の歴史と現状、今後の課題? ・東北におけるチアリーディングの発展・普及の可能性 ・プロスポーツによる地域振興に関する研究 ■総合研究「社会化と人間形成」発表会・口頭試問■ ... 理想体型と摂食障害傾向: ファッション雑誌が与える影響・ホープ、ポジティブ感情、健康の三者間関係・父親の育児が感情やしつけ方略に及ぼす影響・「総合学科」における科目選択制の「枠づけ」:枠づけの強化と生徒の進路決定との関係・妻の社会経済的資源が夫の性別役割意識に及ぼす 影響 ...
「新しいマクロ経済学―クラシカルとケインジアンの邂逅/斎藤 誠」 return (難易度調査). 「構造構成主義とは何か―次世代人間科学の原理/西條 剛央」 lending (構造構成主義研究中のため). 6/7. 頭さえ良ければ何処にでも行けるよ。 ... やっぱりある程度 (抽象)概念を操れる物と操れない者の間では考え方も行動も(致命的な)差異が生じるよね。 5/27 ?. 特にここの所顕著に、机に向かってると文の構想が浮かんできてやばい。構想が浮かんでも時間的な問題で活字にしないから、棄却しないとこのまま ...
しかし既存の経済学で、現状の実体経済を救うものはありません。行動経済学や複雑系経済学、前者は心理学と、後者は複雑系の科学との強い結び付きを持ちます。これらは新たな仕組みを構築するのではなく、二つの分野を融合させ、新しい理論として発表され ...
経済学だけは、80%学問として、自立できたんだ。ほかのは、 全部,駄目だった。科学(サイエンス)になりきれなかったんだよ。」 と。 先生は、そうやって、こっそりと私に真実を教えてくれました(第2ぼやきより)。 と言っていたのは本当なんじゃない かな、と思います。 ..... このような人の購買心理、行動が経済全体まで及び消費が上がり、企業が増産し、雇用が必要になり景気が良くなっていく。 まぐ | 2010年02月09日 12:03. 検察報道について、坂上遼さんをゲストに呼んでいただきたいです。 ...
希望を捨てる勇気―停滞と成長の経済学. 文明論. 人間は進歩してきたのか―現代文明論〈上〉「西欧近代」再考 (PHP新書). 民主主義論. 現代民主主義の病理―戦後日本をどう見るか (NHKブックス). 資本主義論. アダム・スミスの誤算 (PHP新書―幻想のグローバル 資本 ..... 認知神経科学. 認識と行動の脳科学 (シリーズ脳科学). 心理検査(理論). 心理検査法入門―正確な診断と評価のために. 臨床心理学. 異常心理学. 臨床心理学. エビデンス臨床心理学―認知行動理論の最前線. 臨床心理学. 認知臨床心理学入門―認知行動 ...
肥大化する経済の中心を支える概念となって久しい。 「失われた10年」と呼ばれる、バブル経済崩壊後の 経済の混迷は、それまで日本の成長を支えてきた 「家族経営」、「年功序列」という、「日本型経営」の 否定へと繋がった。 ... これは心理学的、行動学的に も証明されている事象を そのまま当て嵌めた言葉である。つまり、「人」は それ単体で成り立つ単なる「存在」でしかなく、 誰かしら自分以外の「人」と、相応の「距離」を 作ることによって初めて「人間」として認知されるというコト。 ...