2009年02月22日

名言に学ぶ−御木本幸吉−

『誰もやったことのない仕事こそやり甲斐がある』
他の人がやったことがない仕事、他の人間から真似されるような仕事をしてみましょう。

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前回は仕事は言われたことだけをやるのではなく、自分なりに問題点を探して小さなことでも良いから新たな仕事を作り出していきましょう、と述べました。では、どんな仕事が良いのか?ということですがやはり「誰もやったことがない仕事」というのは魅力があります。研究というのは本来世界中で誰もやっていないことをやることで、本や文献に書いていることをやるのは単なる追試です。ただ研究に限らず、他の誰かがやったことを自分のところに持ってきて改善したものは、“横展開”ということでこれはこれで大事ですが、できれば誰かのものを横展開するのではなく、“他の人から横展開される様”になりたいものです。

そういった意味合いの言葉として御木本幸吉の『誰もやったことのない仕事こそやり甲斐がある』が挙げられます。かれは、宝石の「MIKIMOTO」の創業社長で“真珠王”と呼ばれた人物です。1858年(安政5年)に志摩国鳥羽浦の大里町で代々うどんの製造・販売を営む「阿波幸」の長男として生まれ、20歳のときに家督を継ぎますが、鳥羽周辺でとれる真珠等の海産物が高く売れることから家業を海産物商へ変更します。ところが志摩の真珠貝(アコヤガイ)は、乱獲によって年々絶滅の危機に瀕していたので、養殖が出来ないかと考えます。1888(明治21)年,、第2回全国水産品評会の為上京した折、主催者である大日本水産会の柳楢悦(やなぎ ならよし)や柳に紹介された東京帝国大学の箕作佳吉(みつくり かきち)に真珠の養殖が可能かどうか聞いて回った結果「理論的には」可能である=実際には「かなり困難である」ということを聞きます。普通ならそこであきらめてしまうところなのですが、彼は果敢にも、1890(明治23)年にまったくの手探り状態で養殖の実験を始め見事養殖真珠に成功し、明治29年には特許を取得、真珠のミキモト、世界のミキモトと言われるようになります。彼が「かなり困難である」という話を聞いた時に「誰もやったことがないから」「難しそうだから」という理由であきらめていたならば、その後の「MIKIMOTO」はなかったということです。人のやっていないこと、誰も成功していないことに遣り甲斐を感じるというバイタリティーを見習いたいですね。

また、彼は結構有名な言葉がありますのでそれも紹介させて頂きます。
・常識なんかをありがたがっていて偉くなれるか。
・真珠は首飾りや指輪に加工するからキズが見えぬ様に穴を開けたり手をいろいろ加えれば、そのキズは無いものにできる。人間を選ぶときも同じことですよ。
・人はなにか一つのことに気狂いにならなければ、とうてい人並み以上にはなれない。
・世界中の女性の首を真珠で飾ってご覧に入れます(明治天皇に拝謁した際の言葉)






今日は何の日:7月11日: 夜坊主秘本

その創業者である御木本幸吉の当初の目的は、真珠を取るための乱獲によって絶滅の危機に瀕していたアコヤ貝(真珠を作る貝)を養殖してその数を増やすことにありました。しかし、アコヤ貝をただ養殖するだけではとても採算が取れないことに気が付いた御木本 ...



短い人生において、生きがいのある仕事をするには、 ためらいは禁物で ...

世界で初めて真珠の養殖に成功した御木本幸吉のこの言葉を、 出久根達郎さんが紹介しています(『ツインアーチ』5月号/東京ゆかりの『人生』経営人)。 御木本が、あの発明王エジソンを訪ねた時、エジソンは自分ができなかったこととして「ダイヤモンドと ...





posted by もりもり at 17:10| Comment(0) | 名言に学ぶ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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