問題はそこに至るまでに生き残ることが出来るか、ということです。大体は市場が小さくなっていく中で何社もあると競争が激しいので、価格が下がってどこも赤字に陥って苦しくなっていきます。その中で生き残るには何かしらの特徴というか強みがなければなりません。
「これでなければいけない、というお客さんが居たから生き残れた」と番組の中では話がありました。つまりお客様のニーズを的確に捉えてそれに応えられるような商品作り、競争相手(分野が異なるものも含めて)に対して決定的に優位な商品開発が重要だと思います。お客様のニーズを捉えるのは営業の仕事、コスト的な競争力を高めるのは本社/工場の技術陣の仕事、技術的な優位性を持たせるのは研究の仕事、だと思います。それぞれの役割で協力し合って、当社の強みを高めていく必要があると思います。これは、市場が縮小していなくても、競争相手がある市場で闘うときは必要なことだと思いました。