2013年10月06日

不仕合せのとき草臥(くたび)れる者は、益(やく)に立たざるなり

先週(9/29〜10/5)のカレンダーの言葉は山本常朝の
「不仕合せのとき草臥(くたび)れる者は、益(やく)に立たざるなり。」でした。

“運が向いているときには調子にのっていても、苦しい目にあった時に気力がなくなってしまうようでは役に立たない。辛いときこそ根性を据えて頑張らなければいけない。 ”

人の運は上がり下がりがあります、景気も株価も上がり下がりがあります。マスコミは、ちょっと景気がよくなると騒ぎ、ちょっと悪くなると、またまた騒ぎ、とうるさいですが、そんななものに振り回されず、自分がやるべきことを、強い意志を持ってやり続けることが大切だと思います。

さて、山本 常朝(やまもと じょうちょう あるいは つねとも)は、『葉隠』の口述者として知られる江戸時代の武士です。『葉隠』と言えば、「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」の一節が有名ですが(最近の若者は知らないか?)、ここで言う“武士道”とは江戸時代の武士道なので戦国時代のものとは違います。つまり、江戸時代になって幕府・各藩の組織が出来て安定化した中で武士は如何に生きるべきか、という話で、今で言う組織論とかビジネスマナーに通じるものです(従って、戦時中のような使い方は間違いです)。



さらに話変わって、隆慶一郎(「一夢庵風流記」:「花の慶次」の原作が有名)の小説にこの”葉隠”を題材にした「死ぬことと見つけたり」という作品があります。その冒頭で主人公が毎朝虎と対峙して自分が食べられるイメージトレーニングをするシーンがあります。要は、毎朝自分が死ぬことをイメージすることで、そのくらい命を掛けて仕事をする、ということなのですが、自分たちも命を掛けるくらいに仕事に掛けてみるべきかなと思います。


posted by もりもり at 21:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 名言に学ぶ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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