先週(4/7〜13)のカレンダーの言葉は中内功の
「変化こそ、機会の母である。」でした。
“社会は日々大きく変化を続けている。変化にはあらゆるチャンスが潜んでいる。それを見逃さず、生かしていくことを心がけよう。”
中内功氏といえばダイエーの創業者で価格破壊を行った流通革命の旗手と言われた方です。高度経済成長期からバブル期に掛けて大型商業施設を普及させ、価格決定権をメーカーから小売業に移し、まさに時代の変化を起こしました(メーカーの立場としては中内氏以降価格を取れなくなってメーカーが儲けることが難しくなったので微妙ですが)。ただ、バブルが弾けた後は阪神淡路大震災が起きたこともあり、凋落していきました。この時には時代の変化について行けなかったと言うことでしょう(土曜の朝の淡路島の地震は大きかったみたいですが、大丈夫ですかね)。
さて、時代が変化する時にそれに合わせて自らも変化していかなければなりません。先週も書きましたがダーウィンの言葉『生き残ったものは強いものではなく優れたものでもなく環境の変化に対応し変化し続けたものだ』ということです。当社も事業形態の変革を行っているのは、まさにそういうことでしょう。
一方で、その変化の時にどういう対応をするか、ということは重要です。競争相手と同じことをしていては同じようにしかなりません。競争相手に対し、自分たちが何が特徴があって、何が有利なのかを考えながら業務を進めることを考えましょう。