2012年12月15日

ものごとを突き詰めて「本質は何か」を明確にする

今週のカンブリア宮殿(久々にみる時間があったー)では10月に東証一部に最年少25歳で上場を果たした、IT企業「リブセンス」社長の村上太一氏でした。25歳ですよ、25歳!今の株価からするとだいたい150億円の資産があるらしいのですが、夕飯はコンビニの海苔巻き、自宅は八畳の1LDK、テレビはつかない(地デジに対応していない)、冷蔵庫はなし(使わないそうです)。また、別の番組で見たのですが、自宅は会社が移るたびに徒歩10分以内のところに引っ越し(通勤時間がもったいない)、家に帰るとweb上で仕事の情報収集を行うのが趣味だそうです。本当に仕事人間みたいなのですが、高度成長期のサラリーマン戦士のようにがつがつしておらず、一時期のIT起業家のように派手でもありません。番組ではサイバーエージョンとの藤田晋社長のコメントで「新しいタイプの起業家」「ゆとり教育の良い面かも」とのコメントをされていました。

村上龍との対談の中で起業してからしんどいときがあった。その時に、「何で自分はこれをやっているのだろう?」と思ったそうです(誰しもそう思うときがあると思いますが)。その時に、単に「好きだから」「やりたいから」という感情だけだと、結局その時の感情に左右されてしまいうまくいかない。そこを突き詰めていき、言語化することで感情に左右されることなく、経営ができる様になったそうです。それが、経営理念に据える「幸せから生まれる幸せ」だそうで、この言葉を見ると、自分は他人が喜ぶのを見ることで幸せを感じる、だからこの会社を始めたんだ、ということを思い出すそうです(多少私の意訳も入っています)。ものごとを突き詰めて「本質は何か」を明確にすることは極めて重要だと再認識しました。

木曜日にRSS(安全のリスクアセスメント)の監査を行っていたのですが、その中でちゃんと毎日の安全ミーティングを行っているか、の証拠を取るために工場では毎日ミーティングの写真を撮って保管している、という話が出ました。ISOもそうですが、RSSも同じで形式主義に陥っており、如何に書式などの方が決まっているか、その記録が残っているか、に重点が置かれており、それをすることで本質的に良くなるのか、ということが置き去りにされていることが多々あります。先の朝の安全ミーティングの写真を撮って保管しているというのも、単に集まっているという証拠でしかありません。実は集まっても何も大事なことは話していない可能性もあります。大事なのは毎日朝一緒に作業する人間が集まって、お互いに顔を見て体調が大丈夫そうかどうか、本日の作業はどういうことがあってどこが危険でどういったことが危険かを確認し合い、コミュニケーションを取ることが大事なのです。その本当に大切なことを粘り強く説いていき、一人一人の体に染みこませることが重要なのだと思います。




posted by もりもり at 14:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス考 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月09日

人力の限りあるを知るのが自信だ

先週(12/2〜12/8)のカレンダーの言葉は島崎藤村の
「人力の限りあるを知るのが自信だ」
でした。

“「新片町より」より。自分の能力の限界を知ることが、本当の自信なのだ。能力の限界を知らないのは、能力が無限にあるのではなく、単に過信に過ぎない。”

さすがに自分の能力が無限にあるとまで自信過剰な人はいないと思いますが(え、いる?)、自分の能力の限界を知っていることは重要だと思います。でないとセルフマネジメントが出来ないからです。自分の能力の限界を知っていないと、それ以上の仕事を引き受けてしまい、結局仕事が終わらずに破綻してしまうからです。現在の室の状況ではそうなっている仕事も見受けられます。限界を超えた場合、その仕事を断るとか、ヘルプを頼むとか、後回しにするとか(当然関連部署と相談して)をして下さい。一番困るのは、結局その仕事が出来ないことです。


posted by もりもり at 19:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 名言に学ぶ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月08日

絵本で学ぶ経済学

末の娘が学校から「レモンをお金にかえる法」という本を借りてきました。絵本なんですが副題に“経済学入門の巻”とあって、実は経済学の本です。初版は1982年で、結構その分野では有名らしいのですが、話として経済学が分かるようによくできたお話でした。

主人公の女の子は、夏休みにレモネードをネタに金儲けを始め、徐々に成功し、従業員を雇ったら賃金に不満で、労使交渉を申し込まれ、交渉決裂、ストライキ、ロックアウト、仲裁、労使交渉が妥結、事業再開、そしてさらに商売は繁盛し、夏休みの終わりに成功したレモネード屋を売り払い商売は大成功、めでたしめでたし、という話の絵本です。

一応大体知っている経済学の単語が並んでいるのですが、お話で読んでいるとその意味が実感できます。話自体も面白いので、一読の価値ありと思います。
*こっちが1:起業から始まって雇用、経理、労働争議などが取り上げられています


*こっちは続編:インフレから不況、さらに景気回復の循環について書かれています

posted by もりもり at 21:32| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス書レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。